コンパクトな木の家 デザイン 自然素材の家
間口約8m、三方を隣家に囲まれた敷地ですが、一歩足を踏み入れた先には想像できないほどの豊かな空間が広がっています。外壁にはそとん壁、内部には施主の好きな建築家・伊礼智さんの“伊礼色”を取り入れた薩摩中霧島壁を施しました。チェリー、杉、桧などシーンごとに樹種を吟味し “木の質感”も愉しみます。落ち着いた色合いと質感が心地よい、滋味あふれる住まいです。
長さ4.2mの造作キッチンは、家具のような洗練された印象になるよう設計。上部には飾り棚と障子を設けて、お気に入りのインテリアを楽しみます。LDKから繋がるのは壁で囲った緑豊かな庭スペース。プライベート感のある空間でありながら、空を仰ぎ光と風を感じられる特別な場所です。ディテールまで一つひとつ丁寧に設計することで、コンパクトな敷地に「豊かな暮らし」が生まれました。