私たちの考えるオーダーメイドとは2020.04.10

初めまして、業務企画室 室長の阿部将也です。
今回は阿部建設が大切にしているオーダーメイドについてお話ししたいと思います。
 
「オーダーメイド」と言えば、みなさんはどのようなイメージを持たれますか?
打ち合わせの際に同じ質問をお客さまにすることがありますが、答えは大体2つに分かれます。
 
一つは、いわゆるDIYの延長という答え。例えばそれは、自分で作るちょっとした家具や服、アクセサリーなどのイメージでしょうか。
もう一つは逆に、高級で手が届かなさそうという答え。一品物の時計や家具、スーツ、住宅などが思い浮かぶようです。
オーダーメイドは和製英語ですが、訳すると「受注生産品」という意味になります。
お客様から要望を受けて初めてつくるものの事を言いますが、住宅では建売以外の注文住宅は全てこれに当てはまると言えます。
 
さらに言うとオーダーメイドの中にもイージーオーダー、セミオーダー、フルオーダーなどたくさんの言葉と意味があります。どのオーダーでも世間では注文住宅と言えると思いますが、私たちはその中でも「フル」オーダーにこだわって住まいづくりをしています。
 

 

私たち一人ひとりの性格や趣味嗜好がそれぞれ違うように、家族構成、休日の過ごし方、ライフスタイルなどもご家族によってさまざまです。なので、住まい=家も一つひとつが違っていて当たり前で、むしろ違っていなければただの商品のコピーになってしまいます。我が家は一度きりの人生を過ごす大切な場所です。阿部建設の家づくりは素材から寸法まで基準はあっても決まりはない、ご家族に寄り添うフルオーダーを大切にしています。

 

とはいってもお客さまに対して、素材や寸法全て一から注文してくださいね、というわけではありません。お客さまの好きなスタイルや要望をヒアリングした上で、こちらからご提案をさせていただきます。なので、こだわって一から自分で選びたい!という方はもちろん、自分の思いが漠然としているなという方も安心してお任せいただければと思います。

最近ではインスタやピンタレストなどで見つけた好きな画像をお持ちいただくことで、具体的なかたちでイメージ共有ができ、より正確なご提案をする事もできるようになりました。

 

しかし、デザインだけでご提案するのではプロとしての提案とは言えません。

家事動線やバリアフリー性などの機能的な部分や、ライフスタイルの変化を見据えた可変性、素材の寿命やメンテナンス性などのご提案も必ず行います。これができるのもフルオーダーで住まいづくりをしてきた阿部建設の強みです。
 

 
物には基本価値と感性価値の二つの価値があると言われています。

基本価値はいわゆるハード面の部分で、住宅で言えば、耐震性や断熱性など。

感性価値はいわゆるソフト面の部分で、住宅で言えば、デザインや住みやすさなど。

私たちは特にソフト面の「感性価値」を大切にしています。

逆に基本価値は全てのお客様にあって当たり前だと考えており、ハウスメーカー以上の基準を決めて全棟設計していますので、あえて詳しくご紹介していません。(もちろん気になる方はご質問いただければお答えします!)

 

基本がしっかりしているからこそ安心して感性部分に重点を置くことができるのです。

少し難しい話になってしまいましたが、モデルハウスにお越しいただければ必ず肌で感じていただけると思います。
 

 
最後に、オーダーメイドは何でもできます。

とはいえ、何でもできる=良い住宅になるわけではありません。

デザイン、機能性などなど様々な要素をバランスよく設計することで、はじめて良いオーダメイドの住宅になるのではないでしょうか?私たちはそんな住まいづくりのサポートをしています。

 

私たちは同じ家は作りません。
それこそがオーダーメイドです。

 
 
業務企画室 阿部将也

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