6/13~6/24で安城市のインテリアショップsoup.さんにて開催された【広松木工展】に参加してきました!
広松木工さんは、福岡県大川市に拠点を置く家具メーカーです。ソファ、ダイニング、収納やキッズ家具など、暮らしに溶け込み、手に馴染む道具としての「家族の家具」を丁寧につくられています。
開催期間中は、広松木工さんの想いが詰まった家具が一堂に並び、実際に家具に触れながら、広松木工のスタッフさんから家具づくりへの思いやメーカとして大切にしていることなどを聞ける、貴重な機会でした。
広松木工さんの家具で印象的だったのは、とても“素材感”にこだわっているということ。
あえて傷や虫穴などを付けた【ネコ家具シリーズ (気まぐれで心地よさに貪欲な猫さえも満足させる家具)】のテーブルや、オリジナルでつくる生地(張地)が特徴の“帆布”のソファーなど、とても味わい深く素敵な家具ばかりでした。
中でも特に気になったのは、“帆布”の張地のソファーです。見た目はずっしりと存在感のある家具ですが、張地の素材感はカジュアルな印象なので、ラフに崩した空間に使うのも◎。また、この生地(張地)は小学校などで使われる体育マットと同様のもの使っているのでとても頑丈。一方で、カバーは取り外してお洗濯ができるのでお手入れもしやすく、機能性もしっかりと備えています。(生地は他にも、リネン・革があります)
実際に使用しているうちにつく傷や、色の変化など、使い手によって深められる経年変化の味わいを「美しい」と感じる家具やスタイルは、私たちの家づくりと通ずる部分があり、共感することも多かったです。具体的な家具の説明から会社の成り立ちまで、その背景や思いなど、さまざまな視点からお話を聞くことができ大変勉強になりました。また、手触りや座り心地など、家具は実物を見て・体感することの大切さを改めて感じました。今後もこのようなイベントがあればぜひ参加したいと思っています!
さて阿部建設では、建物の空間を考えるともに、お住まいのインテリアも一緒にコーディネートする「トータル提案」を目指し、soup.さんのお力を借りながら準備を進めています。まずは、お客様にもっと気軽に家具選びを楽しんでいただきたい。そして家づくりと合わせて、素敵な空間に仕上げていけたらと思っています。またご報告できればと思っています!
今回お邪魔したsoup.さんでは、国内・海外問わずさまざまな家具メーカーやインテリアグッズを取り扱っています。家具について知らないことだらけ!そんな方でも、気軽にインテリアに触れられる、そんなお店です。もし家具についてのお悩みなどがありましたら、ぜひ一度訪れてみてください。さまざまな企画展を開催していますし、スタッフの皆さんのお人柄も魅力的なお店です。
設計 志水