小さな木材チップ「ペレット」のお話2024.12.04

皆さん、こんにちは。
突然ですが、阿部建設には自社工場があるのをご存知でしょうか?モデルハウスと並ぶかたちで大森ウッドタウン内にあります。
モデルハウス見学の方もついつい素通りしてしまうこちらでは、どんなことが行われているのでしょうか?
今回は少し視点を変えて、こちらの工場内で作られている「ペレット」についてのお話です。
 

こちらの工場では、現場で使用する桧やタモなどの木材をストックし、大工さんが加工を行っています。そして、その加工過程で生まれるカンナくずや木材の端材を利用して、「ペレット」を製造しています。
 

ペレットとは、こちらの小さな木材チップのような形をしたものです。木材を粉砕し、熱処理を施し圧縮することで作られます。
 


ペレットの原料となるおがくずは、加工により出た端材を有効活用しており、無垢材のみを使用しているのが特長です。
 

おがくずを圧縮して固める際に、接着剤や化学薬品を一切使用せずに作られているため、燃焼時に嫌な臭いが発生しません。また、純粋な木材由来のため、燃焼効率が良く長持ちするのも魅力の一つです。
廃材を有効利用していることから、環境にも優しく、SDGsへの取り組みにもつながっています。
 

このペレットを燃料として使用するのが、ペレットストーブです。
ペレットストーブは燃料の調達やメンテナンスが楽でありながら、火の揺らぎや暖かさを手軽に楽しめるストーブとして人気です。
 


冬の寒さが深まるこの季節、例年通りペレットの注文が増えてきました。
ペレットが、皆さまの寒い季節を少しでも暖かく彩るお手伝いができたらうれしいです。
 


気になった方はぜひお問い合わせください。モデルハウス、本社ショールームでもご体感いただけます。
 
 

設計 岡田

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