先週末の6日(土)7日(日)は「3世帯が寄り添いくらす、バリアフリーの家」完成見学会でした。感染対策をとった上での開催でしたが、多くのお客さまにご来場いただき、また、オンラインで参加してくださったお客さまもいらっしゃいました。
前回のオンラインイベントの反省から、お手元の図面を見ながらご案内することで少しでもイメージしやすくなれば・・・と思い、オンラインの方には、事前に「お住まいのみどころ」を郵送しました。
タイトルの通り、今回は3世帯がくらすバリアフリーの住まいです。介護士をされているお施主さまの意見を取り入れながら、介護する側・される側の双方にとって使いやすい間取り・素材・動線を考え設計しました。また、3世帯ということで、それぞれの生活リズムが違っていてもお互いがストレスを感じないように音や水まわり設備も工夫しています。
吹き抜け上部に設けられた高窓からの光が、1階のリビングを明るく包み込みます。高窓はお掃除やメンテナンスが気になる方も多いかもしれませんが、キャットウォークを設けることも解決策のひとつ。スノコ状なので、階下も暗くなりません。(今回は猫を飼っているお施主さまでした)
大きなサンデッキや温度差の少ない全室床暖房などを取り入れ、年を重ねても安心して快適にくらせるようになっています。
以前住んでいた家の古材を活かしたり、大切にしたい家族の思い出をシンボルツリーやインテリアとして取り入れることで、まるで長年住んでいるような心落ち着く空間づくりを目指しました。
ご来場のお客さまからは、
「モデルハウスとは異なり、実際に住まわれる仕様を見ることができて参考になった。」
「家の中に心地良い風が通りぬけていて、外の暑さを感じさせない気持ち良さ。」など嬉しい感想をいただきました。
今回のお住まいももちろん、ご家族のくらしに合ったオーダーメイドでつくりあげられています。阿部建設では年間着工棟数を限定している分、一つひとつの住まいをていねいにつくっています。まだまだ見学会の開催は制限がある中ですが、ぜひ一度お越しいただければと思っています。
開催にご協力いただいたお施主さま、また、ご来場いただいたお客さま、ありがとうございました。