14日の夕方は、建築家・泉幸甫さんをお迎えしての対談イベント。
初めてLIVE配信に挑戦しました。たくさんの機材に囲まれて対談スタートです。
泉幸甫さんは、モデルハウス・手しごとの家、新オフィスを設計していただきました。経歴にもある通り、住宅や施設建築の設計はもちろん、日本大学客員教授も務められ、建築家を志す若手を育てるなど多方面で活躍されています。
対談の大きなテーマは「コンセプトのある暮らし」です。
「手しごとの家、新オフィスはどんなコンセプトで設計されたのか?」
「一般のお施主さまの家づくりでは、コンセプトはどのように考えられているのか?」
お話しされる言葉の一つひとつが、ストンと胸に落ちていくような感覚でした。
泉さんが設計された建物はどちらも職人さんの手しごとの跡、趣や奥深さを感じることができます。建築分野においても、機械化や工業化が進んでいくなかで、流行り廃りに左右されない価値はこういったところにあるんだなぁと思います。
建築家というと、自分にとってどこか遠い存在で、家づくりにおいても高尚な存在のように感じていましたが、どのような考えで家づくりと向き合っているのかを改めて知ることができました。
「そこに住まう人、建物自体への愛情をどのくらい持てるか、それをどう表現していくのか。」1棟1棟をフルオーダーでつくりあげていく阿部建設の家づくりに通ずる言葉に、思わず「うんうん」と頷いていました。自分の住まいを愛着をもって設計してくれる人がいることは、とても幸せなことだと感じました。
後半は少しテーマを変えて『建築家と工務店の協働による家づくり』『建築家と工務店が組むメリット』について掘り下げていきました。
「工務店だけが行う家づくり」「建築家・設計事務所が行う家づくり」と並んで、「建築家・設計事務所と工務店のコラボレーションによる家づくり」も、一つの選択肢として考えることができます。
【建築家が工務店と一緒に仕事をすること】【工務店が建築家と一緒に仕事をすること】それぞれに大きな意義があり、「いい建物をつくる」という視点から見ると、建築業界においてもとても重要な側面をもっています。
なかなか外には伝わらない私たちの家づくりへの考え、泉幸甫さんからみた阿部建設についてもお話しいただき、あっという間の1時間でした!
11月は連合設計社市谷建築事務所代表 戎居 連太さんをゲストにお迎えしたトークイベントを開催しました。こちらも改めてレポートできればと思っています。
来月12月2日は、伊礼智さんとのトークイベントを開催いたします。こちらはLIVE配信を行わず、現地参加型となっています。ご予約受付中ですので、ぜひチェックしてみてください。
⚫︎イベントのご予約、詳細はこちら
泉幸甫さんを含む、全3回のトークイベントの様子は見逃し配信で視聴いただけます。気になった方は、こちらよりお申し込みください。
設計士3人と語るトークイベント 見逃し配信
広報 津金