4月6、7日、稲沢市にて完成見学会が開催されました。
お施主さまとの最初の出会いは2018年。
「まだ建てるのは先ですが…」と守山区にある旧モデルハウスを見学されたことをきっかけに交流がスタートしました。
その後、完成見学会やイベントにご参加いただきながらブリーフィング、無料設計を経て約6年越しに完成を迎えました!
こちらのお住まいは、今人気の平屋住宅。
ゆったりと構えた1.8mの軒と、焼杉をアクセントに使った外観が印象的なお住まいです。
それでは、ポイントを絞ってご紹介していきます!
玄関〜パントリーまで繋がる収納空間
玄関から土間収納を通ってパントリーまで、「一直線の動線」と「大容量の収納」が家事楽ポイントです。アウター用のハンガーもあるのでさらに便利に使えます。
平屋の形状を活かした2つの天井高さ
南側のリビングは平屋を活かした勾配天井に。キッチン・ダイニングは水平天井のレッドシダーで仕上げています。照明を設けずスッキリと仕上げた勾配天井と、濃淡のラインが特徴的なレッドシダーの対比が美しく、洗練された空間が広がります。間接照明を取り入れた夜の雰囲気も昼間とは違う魅力があります。
キッチンと並ぶダイニングテーブルの後ろには、お子さん専用のスタディコーナーを設けました。家事をする傍ら、お子さんが勉強している様子がうかがえます。
また、LDKから少し離れた北側のカウンタースペースは、ご夫婦や成長されたお子さんが落ち着いて過ごせるコーナーを配置しています。
“和”を感じる畳スペース
建具は設けず、下がり天井や円柱、鴨居でゆるく仕切った和の空間です。あかりとりの地窓からは柔らかな光が差し込み、所々に造作のこだわりが感じ取れます。
毎日にワクワクをくれる場所
ダイニング横にはブルーのクッションが印象的なヌックがあります。「子どもと一緒に本を読みたい」というご希望から設けました。おこもり感のある空間はまるで小さな秘密基地のよう。小上がりを活かした引き出し収納も付いています。
設計当初は、今よりもう少しコンパクトなサイズで検討していましたが、奥様とお子さんが一緒に横になれるようにゆったりサイズに変更しました。お昼寝にもぴったりです。
家族みんなが立てるゆったりキッチン
キッチンの通路幅は1.2mとやや広めにとっています。キッチンの背面収納とワークスペースを一体感のあるデザインにすることで、スッキリとまとまりました。ゆとりのある空間に、ご家族が自然と集まる団らん風景が浮かびます。
多目的に使うユーティリティ空間
ワークスペースや家事スペースなど、さまざまな使い方ができます。壁面にはマグネット下地を施し、使いやすさをアップ!そしてこのユーティリティ空間と一直線で繋がるのが、ファミリークローゼットとサニタリーです。
家事動線をまとめる
浴室から脱衣、洗面、ファミリークローゼット、ユーティリティまでが一直線上に配置されています。家事動線をギュッとまとめた機能的な間取りによって、メインのLDKはいつもすっきり。毎日の片付けも楽々です。
間接照明とスイッチの位置に一工夫
主寝室には、眠りの空間にぴったりの間接照明を取り入れています。照明はカウンターの部分に組み込んで壁面をふわっと照らします。スイッチもカウンター上に設置。雰囲気もよく使いやすさも叶えています。
設計 佐藤