こんにちは。中部地所の藤原です。
阿部建設ではグループ会社を展開しており、不動産部門が私の所属している【中部地所】となります。土地探しから始められているお客様にはご挨拶をしたことがあるかもしれませんが、初めて知っていただく方もいらっしゃるかもしれませんね。
まずは自己紹介から・・・。
私の経歴として名城大学を卒業後、新卒にて三河地方の不動産会で6年間働いておりました。その後、マンションやアパートなど主に投資家向けの不動産業務を経験して2021年に中部地所に入社。趣味は『釣り』で、休前日には同業者や工事業者の方と情報交換を兼ねて名古屋港周辺によく出掛けています。
もうすぐ入社から2年が経ちます。入社したての頃に土地探しのお手伝いをしていた方が完工・引渡しを終えていくのを見ると、家づくりを考えている自分も「早く建てなきゃいけないな…」と最近焦りを感じています。
土地探しに建築会社の選択、資金計画など、やることは盛りだくさん。今ご覧いただいている方の中にも、なんとなく落ち着かず焦りを感じている方も多いのではないでしょうか?
家づくりの第一歩である「土地購入」。土地探しで失敗すると今後の生活にまで影響を及ぼす為、慎重になってしまいがちですね。どのような土地を購入すれば、理想のマイホームが実現できるのか悩まれている方もとても多いです。
土地探しで失敗をしない為に、私がお客様よりご相談いただいたお悩みを少しご紹介します。
土地購入のお悩み <予算について>
マイホームを計画する上で全体の予算を大体○,○○○万円と決められている方は非常に多くいらっしゃると感じます。最近ではFP相談などを申し込みできる機会や場も多く、手軽に将来設計ができるようになりました。阿部建設にも提携しているFPがいますので、住宅ローンの借り入れをいくらまでして問題無いか、返済シミュレーションなども含めご紹介しています。しかし、全体での借り入れ額が判明しても土地と建物それぞれにいくら掛けようか、悩みのポイントですね。
建物については「広さ」で大まかな金額が想定できるので、各メーカー坪単価○○万円といった表記をしている物件サイトやブログもあります。これを参考にすると、
『全体予算 – 建物価格 = 土地価格』
となりますね。単純に計算をするとそれぞれの金額が算出できるので「解決!」となりそうですが、ここに落とし穴があります。
土地に対して、『諸経費が掛かります』と明記している不動産会社や物件サイトが多数あることをご存知の方も多いと思います。しかし、実際は諸経費だけではありません。1番お金が掛かるのは、土地に対する【付帯工事】です。一例として、
●隣地との高低差を埋める為の土留
●確定測量が未実施の為、境界が不明確
●側溝蓋の老朽化 など
上記の内容を「外構費」と呼ばれる不動産会社さんもいるかもしれませんが、これは土地購入を決断する上で予算を圧迫する大きな要因となる為、前もって知っておきたい内容です。
不動産会社は建築のプロではありませんので、この問題については業界全体としてお伝え不足の点があると私は常々感じています。
「こんなに掛かるのであれば他候補の土地にすれば良かった」、「替えたかった家電製品を諦めるしかない」など、納得できずに諦めるケースを今まで何度も見てきて、大変残念な気持ちになったことがあります。
土地購入は決断のスピードによっては他の人に取られてしまう可能性がありますが、不動産会社だけの試算で決めるのはリスクが出てしまいます。加えて「検討中の土地情報を各建築会社に送る→プランや見積りを出してもらう→決断する」という非常に労力が掛かる作業を短時間の間でこなさなければいけません。
焦ることなく、確実に、十分に納得した上で土地購入を進めたい。
そんな方におすすめしたい選択肢の一つが、『不動産会社と建築会社が一体となって進める家づくり』です。
中部地所・阿部建設では、土地探し・購入から建物の設計・建設まで、トータル予算でのご提案を心掛けております。不動産会社、建築会社、それぞれの目線からその土地のメリット、デメリットをお伝えすることによりお客様が十分納得できるマイホーム計画をして欲しいと思っております。
実際にお会いする機会が御座いましたらどのような悩みでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。「相談ではないけどちょっと聞きたいな」という方は阿部建設の担当者を介して聞いていただいても大丈夫です。
土地探しからの家づくり、ぜひ一緒に楽しみながらやっていきましょう!
中部地所・阿部建設 不動産部門 藤原