阿部建設が改修工事に携わった(2016年と2023年)名古屋市東区黒門町にある建物群が、2023年のグッドデザイン賞を受賞しました!歴史ある街区・建物に手を加えることで新たな活用法と価値を見出した事例です。
【小規模街区 黒門町の街並みと小さな広場】
かつては3世代が4棟の建物とともに生活していたプライベートな街区を、賃貸住宅、宿泊施設(民泊)、交流施設等に用途変更し、パブリック性を内包した街区へと機能再編したプロジェクトである。4つの既存棟を建設時期や用途機能にあわせて、明治棟、昭和館、平成棟、黒の斜蔵と名づけ、海外の旅行者や地元の利用者へ訴求力のあるアピールを行っている点も面白い。そして耐震補強や設備更新を行いつつ、歴史的な黒塀を再生しながら屋外の広場や庭園と周辺の街を有機的につなげることで、街の中に新たな息吹を吹き込んでいる。今後ますます増えていく空き家対策における好事例として評価したい。(グッドデザイン賞審査員の評価コメントより原文のまま掲載)
設計:安藤直見 / 耐震改修設計:水津民夫 / 施工:阿部建設株式会社
<2023グッドデザイン賞 / 小規模街区 黒門町の街並みと小さな広場>
昨年の10月にはオープンハウスも開催しました。
歴史ある建物の改築・改修に携われたことはもちろん、このプロジェクトそのものが高く評価されたことを大変嬉しく思います。このような素晴らしいプロジェクトにお声掛けいただきました安藤直見様に、改めて感謝申し上げます。
専務取締役 阿部恵彦