世界中に、トイレと手洗いを2024.06.19

「日本のトイレに感動!」
海外からの観光客が増えた今、そんなニュースを目にする機会が増えました。清潔で機能も充実した日本のトイレは、世界中から高い評価を得ており、日本が誇れる文化のひとつといっても過言ではないでしょう。
 

 
一方で、世界では約36億人が安全に管理されたトイレを使用できない現実があることをご存知でしょうか?これは実に2人に1人の割合です。さらに、そのうち約4.9億人が野外排泄を強いられており、特に女性や子どもたちを危険に晒し“生活の質”に悪影響を及ぼしています。
 
また、安全でない水や不衛生な環境が原因で発症する下痢性疾患により、毎日700人以上の幼い子どもたちが命を落としています。日本で暮らしていると想像もできないような現実が、アフリカやアジアなど多くの国々で起こっているのです。
 

 
そんな世界の衛生問題の解決に、積極的に取り組んでいるのがLIXILです。LIXILでは、ユニセフのグローバルパートナーシップ「MAKE A SPLASH!」を通じ、トイレや手洗い習慣を促進し、グローバルな衛生環境の改善につながるプロジェクトを行っています。今回その活動に、私たちも微力ながら協力することができました。
 
具体的には、LIXILの対象商品(トイレなど)1台購入で、ケニアへ1ドル(135円相当)寄付されます。集められた寄付金は、基本的な衛生設備の設置はもちろん、設置のために必要な職業訓練、衛生環境の大切さを伝える教育活動などにも使われ、ケニアの人々の「生活の質の向上」につながっています。2023年10月~12月のプロジェクト期間に、阿部建設では7ドルを寄付することができました。
 

 
今回のプロジェクトを通して知った、世界の現状と課題。
安全なトイレと衛生環境で救える命がこんなにもたくさんあること、そして今の自分たちにできることが何かを改めて考えるきっかけにもなりました。
 
阿部建設では、地域貢献活動をはじめ社会問題の解決にも企業と共に積極的に取り組んでいきます。一人ひとりの力は小さくとも、みんなが取り組めば世界を動かす大きな原動力となります。今回のプロジェクトによって救われる命と、環境改善が進むことを切に願っています。
 
プロジェクトの概要はこちら
 
 

広報 磯貝

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