春のあたたかな日差しとともに、阿部建設に新しい仲間が加わりました。
2025年度は、3名の設計職の新卒社員と1名の社員大工の計4名が入社。それぞれが期待と少しの不安を胸に、社会人としての一歩を踏み出しました。
4/1の入社式当日。少し緊張した様子で集まった新入社員たち。
まずは、社長の阿部と専務の阿部将也から「阿部建設の一員として、ようこそ!」というあたたかな歓迎の言葉と、これから始まる社会人生活に向けて力強いエールが送られました。そんなメッセージに自然と皆さんの背筋が伸びたような気がしました。
一人一人に辞令を渡します。1年ほど前にインターンシップや採用面接、内定式で出会った彼らの姿を思い出しながら、成長した表情にちょっと感動してしまいました。
式のあとには恒例の記念撮影です。先輩社員に囲まれた和やかな雰囲気のなかで、阿部建設の仲間入りをお祝いしました。
さて翌日からは、社内にて2日間の導入研修です。阿部建設の会社のこと、業務の流れなどを説明しながら、同期4名の親睦を兼ねて簡単なコミュニケーションゲームを行いました。これから同期として切磋琢磨しながらも、協力しながら成長していってもらいたいなと思います。
社員大工として入社した1名は、その後すぐに現場へ。実務を通して、着実に経験を積んでいきます。
設計職の3名は東京へ。他社の工務店と合同で行う外部研修に参加しました。社会人としての「考え方の土台」を築くことを目的に、3日間みっちりと行われました。緊張しつつもそれぞれが真剣に取り組む姿が印象的でした。
初日は、「なぜ働くのか」「目的と目標を意識して動くってどういうこと?」という、ちょっと哲学的なテーマに向き合う時間。自分で課題を見つける力を育てました。
2日目は、時間の大切さや納期を守る意識、わかりやすく指示を受け取る力など、日々の仕事に欠かせないスキルを実践形式で学びます。そして最終日は、タスクを細かく分けて計画し、限られた時間の中でどう動くかを考えるワークです。報・連・相(ほうれんそう)やスケジューリングの大切さを感じてもらい、実際の業務へと繋げます。
今回は初めて参加する研修だったこともあり、私も同行し、オブザーバーとして一緒に学ばせてもらいました。他社の新入社員の方々と一緒に学ぶことで、会社を越えて刺激し合える関係ができ、会社は違っても同じタイミングで社会に出た「仲間」として、これからも支え合っていける関係が続いていくといいなと思います。
また、私自身も研修を通して初心に立ち返ることができ、社会人としての基本の大切さをあらためて感じる時間となりました。
この学びは、新人だけでなく他の社員にも届けたい!そんなことを感じた濃い3日間でした。
短い時間でしたが、研修を終えたあとの新入社員たちの表情は、どこか頼もしく感じられました。「言われたことをやる」から、「自分で考えて動く」へ。そんな一歩がしっかりと踏み出せたように思います。
これからそれぞれの職場や現場で、実際の仕事に触れながらたくさんのことを学び、どんどん成長してくれるはずです。設計として、そして大工として、最前線で活躍する日が楽しみでなりません。
ようこそ、阿部建設へ!
この春のスタートが、みなさんにとってかけがえのない出発点となりますように。私たちも一緒に全力で支えていきます。
経営企画室室長・広報 落合