この度、阿部建設は、林野庁「JAS構造材利用拡大事業」の「JAS構造材活用宣言事業者」に登録されました!
「JAS構造材利用拡大事業」とは?
人口減少により住宅着工棟数の減少が見込まれる中、木材の需要も同じく減少傾向にあります。そこで、現在木造率が低い施設建築等(非住宅分野)を中心に、どんどん木材を使っていこう!という取り組みが国家プロジェクトで進められています。なかでも、施設建築等(非住宅分野)は厳密な構造計算が必要であり、それに対応できる木材の利用拡大、特にJAS構造材の活用が重要視されているため、JAS構造材の流通量拡大を目的としてこの事業が立ち上げられました。
「JAS構造材活用宣言事業者」とは?
今回阿部建設が登録されたこちら、つまり「JAS構造材を積極的に使いますよ!」という宣言をした事業者の一つになったということです。今回宣言事業者に登録されたことで、JAS構造材を利用した建物(非住宅物件)の建築に補助金を活用することができます。
そもそも「JAS構造材」とは?
JAS構造材とは「日本農林規格(JAS規格)」に基づく、品質・性能を確認・表示した構造用製材のことを言います。JASマークが表示されている製品は厳格な審査・管理によって、安定した品質・性能を保っていることが証明された製品です。今回の補助事業は、JAS格付実績の低い「機械等級区分構造用製材」「2×4工法構造用製材」「CLT(直交集成板)」の活用が対象です。(JAS格付実績の高い構造用集成材、例えばSE工法などは対象外です)自社開発の Aパネ工法は、JAS製品のCLTであり、Aパネ工法を用いた非住宅物件を建築する際は、この補助金活用も検討できます!
阿部建設は住宅だけではなく、医院・工場・倉庫・教会建築など、施設建築にも力を入れています。特に木造はこれから需要が高まることが見込まれます。これまで培ってきた技術やノウハウを生かし、用途・目的に沿った建物を補助金制度も積極的に活用しながらご提案します。今後の阿部建設の施設建築にも、ぜひ注目してみてください。