こだわりの制服を身に着けて2022.07.01

私たちの家づくりで大切にしていること、それは「着心地のいい服のような、居心地のいい家」であるということ。心地良いと感じる空間で過ごし、付け心地が良いものを身に付ける。家づくりにおいて、自分達がおかれる環境や目で見るもの、感じたことは実はとても重要で、「本当の心地よさ」に囲まれて過ごすことは、お客さまの家づくりに携わる上でもプラスになると考えています。
 

 
また、阿部建設では今、さまざまな年代のスタッフが働いています。ベテラン・新入社員問わず、全員が責任持って家づくりに携わる阿部建設のスタッフ。マナーや言葉遣い、身なりひとつでもお客さまへの印象は変わります。お客さまにとって目に見える安心感、若手スタッフの自信につながるもの、ブランドイメージをより確かなものに。これらを考えた時に思い立ったのが「服」でした。
 

 
素材、サイズ、色、かたち。毎日身につけるものだから、自分達にとって心地良いと感じられるものを。そして、いらしてくれたお客さまへ、一人ひとりが自信を持っておもてなしできるように。そんな思いから制服づくりをはじめました。
 

 
今回の制服づくりをディレクションしてくれたのは、Gallery Nao Masakiの正木なおさん。

コンセプトは、“素材からこだわった上質なデザインと、型にはまりすぎない、動きやすさと軽やかさ”。打ち合わせはもちろん、体を動かす現場でも楽なこと。心地よさを体現し、阿部建設の家づくりにおけるブランドイメージそのままをお客さまにも感じていただけるような、そんな想いで製作に取り掛かりました。
 

 
まずは、試作品づくりから。主に制服を着用するのは、注文住宅部の設計スタッフです。企画段階から打ち合わせに入ってもらい、試着をしながらディテールを決めていきました。デザインから製作してくださったのは、生地の産地から製造までこだわり、洋服のみならず眼鏡や靴、靴下、鞄まで幅広く展開しているヒムカシさんです。
 
そしてできあがったものが、こちら。
 

 
制服というと少し堅苦しい印象を受けますが、図面を引くとき、打ち合わせ、現場など、シーンを選ばずどの場面でも動きやすく、体に馴染むサラッとした着心地。男女問わず身に着けられるユニバーサルで上品なフォルムです。自宅でお洗濯もできます。
 
ジャケットのボタンは小振りでシンプルなものに。ゆったりと包まれるような着心地とフォーマル感を残した襟の形がポイントです。
 

 
パンツは、軽くて丈夫な伸縮性のある素材で作られています。オーバーサイズでも形が綺麗に見え、ポケットのフックにはスケールなどもホールドでき実用的です。
 
 
生地から厳選したシャツは、コットン100%の優しい肌触りです。胸元ポケットの位置も男女で変えるなど、遊び心もとりいれています。
 

 
他にはないデザインとこだわりの素材。オリジナルで作ったものはやはり心地よい。
シンプルにそう思わせてくれる、素敵な制服ができあがりました。実際に着用しているスタッフにも好評です。この制服を身につけることで、スタッフが一丸となってお客さまの家づくりに取り組むという想いがより強くなりました。ご来場の際は、ぜひ服装にも注目してみてください。

 
 
ディレクションをしてくださった正木なおさんからも製作にあたってのコメントをいただきました。


「理想の暮らしを提案するための設計相談、ショールームにいらした方をご案内すること、スタッフの振る舞いや装いからも信頼関係は生まれます。形式だけではなく、お客様やスタッフが安心して身を委ねることのできるユニフォームづくりを考えました。
 
デザインを依頼したヒムカシの服は、単にシンプルということではなく適度な緊張感ももち、スタッフが纏い、動くときに軽やかで美しい上質なフォルムを生み出します。それはこれからの家作りに必要な要素でもあり、家造りに関わる人にも必要な要素です。また生地の産地や製造現場にまで足を運び、布を作り出すところから始めるヒムカシの姿勢には、分野を越えモノづくりの多くの共感を持ちます。互いのエッセンスが空間に上質なリズムを与えることを期待します。


 
 
正木なおさん、ヒムカシさん、素敵な制服をありがとうございました!
 
 

広報 落合

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