One and Only2022.12.28

業務企画室の阿部将也です。
早いもので本年も残りわずかとなり、年末のご挨拶をさせていただく時期となりました。阿部建設は本日が仕事納めとなります。皆様には本年も格別のご厚情を賜り、心より感謝申し上げます。
 
弊社では、今年一年「One and Only」というテーマを掲げ、スタッフ一同建築業務に努めてまいりました。この言葉には「地域で唯一無二」の会社になるという決意があります。住宅分野だけではなく、施設建築、リノベーション、メンテナンスなど各分野でお客様のご要望に合わせた弊社独自のフルオーダーをお届けしてきました。その努力の一つの成果として、LIXILメンバーズコンテスト/リフォーム部門で大賞候補にノミネートすることが出来ました。また、嬉しいことに、施設建築、リノベーションの引き合いも多く、今後はWEBサイトをリニューアルして施工事例などの情報量を増やしていく予定です。
 

 
さて、2019年から始まるコロナ禍ですが、世界の情勢は著しく変化しました。特にオンライン化の流れは急激に加速し、テレワークやZOOMでの飲み会、塾や学校、フィットネスまでオンラインに。数年前までこんなに世の中が変わるなんて思いもしませんでした。それが良いことなのか悪いことなのかまだ判断はつきませんが、「家」という場所で“やりたいこと”“やれること”が増えたことは、私たち家づくりに携わる者にとって大きな変化といえます。
 

 
以前はリビング横が主流だった子どもの学習スペースもオンライン学習のために個室にしたい、露天風呂やサウナを造りたい、WICではなくブティックのようなワードローブが欲しい、フィットネスやヨガができる専用スペースが欲しいなど、一組一組ご家族によって全く違うライフスタイルのご要望が出るようになりました。私たちの家づくりはフルオーダーを基本としているので「4人家族だから3LDK」ではなく、常識にとらわれない自由な発想でご家族に合わせた空間を一からつくり上げていきます。時代の流れや家族の変化に合った多様な住まい方こそ、フルオーダーが最も活かせる得意分野と言えるかもしれません。
 

 
コロナ以外でも世の中では、アメリカの金利政策による急激な円安、ウッド・メタルショックによる素材高騰、ウクライナ紛争、半導体不足など、苦しい状況が続いています。建築業界においても建築費用の高騰は大きな話題となり、住宅購入を検討されている方には今後の先行きが気になるところかと思います。弊社も例外ではなく、お客様への価格提示に関しては苦慮している部分があります。しかし、そこは中小企業ならではの強みを活かして、協力業者との連携、フルオーダーだからこそできる素材や寸法・ライフスタイルの提案で、可能な限りお客様のご予算とご要望に応じた家づくりができればと考えています。それは住宅だけでなく、施設建築、リノベーション、土地活用など、すべての分野で言えます。

 

 
名も無き中小企業だからこそ地域に根付いた建築のプロ集団として、お客様に寄り添いお役に立てるよう日々精進してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 
年明けは1月5日(木)より営業いたします。
それでは皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。
 
 

業務企画室  室長 阿部

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