本日が仕事納めです2023.12.29

業務企画室の阿部将也です。
今年も残りわずかとなり、年末のご挨拶の時期となりました。阿部建設は本日が仕事納めです。
このブログの読者の方にも今年一年、大変お世話になりました。ここ最近はお会いした方から「ブログ見てます!」とお声掛けいただくことも増えてきて、そんな温かいお言葉が私たちスタッフの励みにもなっています。
 
今年の阿部建設は「一品もの」いわゆるフルオーダーを中心として多くの住宅、施設、リノベーションに携わらせていただきました。また、バリアフリーの設計依頼は東海圏にとどまらず全国各地からご相談をいただき、好意にしている各地の工務店さんとコラボする機会も増え、人との繋がりや絆をより一層感じた一年でもありました。これもひとえにお客様をはじめ、職人さんや、取引業者の皆さま、地域の皆さまなどのご支援やお力添えのおかげです。心より感謝申し上げます。
 

 
新オフィスの誕生


弊社では昨年より「One and Only」「地域で唯一無二になる」というテーマを掲げ業務に努めてまいりました。その一環として今年10月、大森ウッドタウン内に鉄骨の倉庫をリノベーションした木造のオフィスを新たにオープンいたしました。
 
オープンの際には、オーナー様限定の感謝祭やミーレ体験会、建築家とのトークイベントなどを開催しました。一方で地域貢献活動として、地元の小学校などで子どが大工さんの仕事を体験する「こどもおしごと体験会」を行うなど、コロナ禍が明けたことでイベントも増え、皆さまと楽しい時間を過ごすことができました。
来年も阿部建設だからこそ体験できるイベントを企画していきます。新しく生まれ変わった大森ウッドタウンへぜひ足をお運びください。
 

 

 

 
経済活動の回復と変革


さて、コロナ禍もある程度明けてきたということで、経済活動が活発になっていることを日々実感しています。特に観光地。先日、高山に行く機会がありました。コロナ禍は人出も少なかったであろう場所に、たくさんの観光客、なかでもおそらくその半分以上は外国人でとても驚きました。繁華街に飲みに行っても「人が増えたなぁ」と思うことも増え、身近なところから経済回復の明るい兆しを感じることができました。
 

 
一方で悩まされるのがインフレです。それと同時に情報の多様化、ITやDXなど時代が大きく変わるスピードが数年前とは段違い。追いつくのに必死です。
 
建築業界も大きな変革の時を迎えており、働き方改革やアナログが抜けきれない業務体制の改善などが急務となっています。また、建物の性能基準や法改正が行われるスピードもどんどん早まっています。それと同時にお客様側(購入者側)を取り巻く環境も大きく変化しました。欲しい情報は簡単に手に入り、逆に自らの情報発信も容易に。それが故に、モノの選び方や基準も変わったように思います。
 
 
第三者発信の情報も重要なポイント?


みなさんは、比較的大きな買い物、例えば家電などを買う際にどのように購入されますか?
まずはSNSや検索サイトでチェック。“企業発信”ではない“第三者の情報”も踏まえて、メリット・デメリットを考えた上で購入の有無を決定する。もしその情報に納得できない場合には、店頭に行ってサンプルを手に取るなど実際に体験した上で判断する。自分が買い物をする時のことを思い浮かべると、だいたいこの流れかな?と思います。
 
つまり“第三者の情報”いわゆる“口コミ”というのが、良くも悪くも判断の基準として大きな影響を与えます。情報過多・忙しい毎日の中で、ある程度選択肢を絞るために、誰かの意見や感想は大切な要素のひとつでもあります。
 

 
 
良いものをつくっているだけでは、お客様は来ない


一方で、お客様側(購入者側)のサービスや商品に対する評価(満足度)には、これまで以上に厳しい目が向けられるようになったと感じます。かつては、とにかく“良いもの”さえつくっていれば、あぐらをかいていてもお客様が来る時代。経済成長盛んな時期だったからこそ、仕事さえしていれば売れる時代があったそうです。(先人の方々からよく聞くお話です。笑)しかし市場経済が成熟すると、良いものをつくることは“当たり前”となり、そこにどんな付加価値があるのか?ということが重要になってきます。
 
こういった大きな変革の時代にどのように生き残っていくか。
私たちが出したひとつの答えが【フルオーダー】です。
 

 
 
この時代だからこそ、【フルオーダー】を付加価値にする


【フルオーダー】という言葉。これはWebサイトやスタッフとの会話、このブログの中でも何度も出ているので、見覚えのある方もいらっしゃると思います。スピード感が求められ、大量生産、合理化が一般的な住宅業界において「フルオーダーができる」ということは大きな付加価値となります。(実際に、規格住宅や分譲住宅へシフトしているハウスメーカーもあります。)
 
「いやいや、フルオーダーの家って結構ありますよね?今の時代は当たり前じゃないですか?」
 
なんて思われる方もいると思います。
その通り実際は「なんでもできます!要望全て叶えられますよ」というハウスメーカー、工務店はたくさんあります。しかし私たちの掲げる【フルオーダー】はそこではありません。単にお客様の要望を叶えるだけでは、本当の意味で「満足する家」にはなりません。
 

 
 
【フルオーダー】の本当の意味


「どんな家が欲しいですか?」と聞かれて、明確に答えられる方がどれぐらいいるでしょうか。みなさん「明るい家」「オシャレな家」「家事が楽になる家」「地震に強い家」など、回答はさまざまです。
では、ここで質問です。お客様にとっての「明るい家」ってなんでしょうか?
 
「窓が大きければ明るいのか?」「照明がたくさんあれば明るいのか?」「内装が白ければ明るいのか?」はたまた「日照シミュレーションを行って6時間以上日が当たれば明るいのか?」実は「明るい」の言葉一つとっても、その定義はお客様によって全く違うのです。
 
お客様がどんな性格なのか?どんなライフスタイルなのか?将来どんな暮らしをイメージしているのか?住宅にコストをどれぐらいかけても良いのか?など、お客様にとってのたった一つの定義を一緒に導き出していく。私たちは「お客様の要望をなんでも叶える」ではなく、「お客様に合わせた一品ものの住まいを設計する」という行為を【フルオーダー】と呼んでいます。
 

 
 
今のライフスタイルと時代に合わせた【フルオーダー】


「お客様の言葉の真意はどこにあるのか?」それに合わせて設計していけば、必然的にデザインも使う素材も寸法も、天井高さも窓の大きさも変わってくるわけです。
 
「仕事に家事に子育てに、毎日の生活でいっぱいいっぱい。家づくりはこだわりたいけど、ゆっくりと考える時間を捻出するのも難しい。」
 
多忙な日々と、画面から入ってくるたくさんの情報に良くも悪くも踊らされてしまう今の時代に、お客様が発した言葉の本当の意味をしっかりと読み解き、お客様以上にその家のこと、暮らしを考えます。だからと言って、ただ時間をかければ良いわけでもありません。限られた時間の中で、お客様にとってベストな答えを導き出すために、スタッフ一同学びを深めていくことにも注力しています。
 
 

 
 
私たちらしい家づくりを


阿部建設のモデルハウスにもその想いは反映されています。異なるテイストやデザイン、建築方法(新築、リノベ)の建物をお見せすることで、フルオーダーであることへの納得感を感じていただけると思います。(和風の家ばかりつくっている工務店が、いくら洋風もつくれます!と言っても納得感はあまりないですよね)
雰囲気の異なるモデルハウスや施工事例が並ぶことは、悪い言い方をすれば、統一感がなくバラバラ。阿部建設らしさって?…。しかし、それは同時にお客様のご要望や暮らしを忠実にかたちにできた結果だと考えています。そしてそれこそが、阿部建設らしさです。
 

 
 
一つひとつの出会いに感謝して


今年はSNSはもちろんのこと、LINEやメルマガ、ブログなどを通して、一人でも多くの方に、正しい住まいづくりに繋がる情報や阿部建設という会社について知ってもらるよう発信を続けてきました。大きな宣伝活動をしているわけではありませんが、嬉しいことに、こういったきっかけから阿部建設を知り、資料請求や実際に足を運んでくださる方も増えてきました。来年からは阿部建設創業120周年、「One and Only」に向けてさまざまな企画を予定しています。今後も皆さまの家づくりに役立つ情報や、私たちの取り組みとあわせてお届けできたらと思っています。
 
 
地域にある一工務店として、決して多くはない一つひとつの出会いに感謝しつつ今年を締めくくりたいと思います。
本年も大変お世話になりました。どうぞ、良いお年をお迎えください。
 

 

業務企画室 室長 阿部

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