「暑熱順化」で熱中症対策!2025.06.04

こんにちは!
6月に入りましたが、皆さん暑さ対策されていますか?
4月17日にはやくも名古屋では今年初の夏日を観測。さらに気温が上がった5月後半、午前中に屋外で作業をしていただけでしっかりと日焼けをしていてびっくりしました!(お見苦しい写真ですみません…)
 

さて、下の写真は、先日発表された中東初のディズニーパークの建設予定地UAEの首都アブダビの写真です。5月23日にはなんと50度を超える高温を観測。いくら暑い中東と言えど、5月にこの暑さは記録的だったそうです。50度とかでなければ一度は行ってみたいですね!
 
 
さて、ここ数年なんとなく夏の期間が長いなぁと感じていましたが、昨年はゴールデンウィーク頃から夏日が始まり、11月までその暑さは続いていたそうです。つまり“1年のうち半分は暑さと向き合う時期”というのがだんだんと当たり前に…。特に屋外で働く方々にとっては「熱中症のリスク」「熱中症対策」が欠かせない課題となっています。
阿部建設では、先日「熱中症予防教育」の講習会を開催し、正しい知識を身につけて現場の安全、業者の安全を守っていくことを職人・業者・社員などで再確認しました。一人ひとりの意識はもちろん、まわりの環境、声掛けなどもとても重要です。
 

例えば最近では、コンビニなどでさまざまな経口補水液や塩分タブレットなどが販売されており、簡単に暑さ対策できるグッズもたくさん出ています。でもできれば夏本番を迎える前に、少しでも熱中症リスクを減らしたい!暑さで体調を崩したくない!という方も多いはず。そんな方に、普段の生活の中で行える予防策をご紹介します!
 

皆さんは、気温は変わらないはずなのに、夏の始まりに比べて夏の終わりのほうが暑さが少し楽に感じられる、そんなふうに思ったことはないでしょうか?
実はそれは「暑熱順化」といって、いわゆる暑さに身体が慣れた状態のことを表しています。夏本番と比べて、気温が低い6月に熱中症になる人が多い理由はこの暑熱順化ができていないことも理由の一つ。つまり「暑熱順化」を意識して行動すれば、身体への負担も軽くなるということですね。
 
私たちの身体を暑熱順化させる方法のひとつは「汗をかく」ことです!デスクワークが多くなると、日常生活で意識的に汗をかくこと自体少なくなってしまいますが、発汗による暑熱順化はお風呂やサウナでも効果を見込めます。日中暑かったから夜はシャワーで済ます、なんて方も多いかもしれませんが、しっかりと湯舟に浸かって汗をかいたり、スーパー銭湯や温泉に行ってサウナに入るのもおすすめです!
 

私も夏の休日はついつい家でゴロゴロしてしまいがちですが、夕方にサウナに行ったり、夜涼しくなった頃に軽く運動するなどして毎日汗をかくようにしています。一日クーラーの効いた家でゴロゴロして過ごした日の翌日は暑さや日差しをとてもツラく感じますが、少しでも汗をかいた日の翌日は身体が楽に感じます。
夏は冬と比べてスーパー銭湯や温泉は空いていますので、リフレッシュも兼ねて身体を温めてはいかがでしょうか?
 
 

設計 磯村

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