LDKを暮らしの中心に据えた家N様邸

ご家族一人ひとりの動線を考慮してプランニング。
ヌック、テラス、畳スペースなど多目的に使える場を取り入れ
オークや漆喰などの自然素材の温かみも大切にしました。

地域で親しまれてきた歴史や、アフターフォローが決め手に

奥様 住まいをどこにつくるかが、私たちにとって最初の大きな課題でした。スーパーや病院などがあって便利な駅に近い場所か、それとも周りに田畑が点在する私の実家の土地か。もう10年ぐらい悩んでいましたね…。結局、自然を感じるのんびりとした環境で子育てができそうな実家の土地を選びました。わが家の隣には、建て替えた実家があるので、子どもたちは気軽に遊びに行けるし、私たちにとっても安心です。同居とは異なる程良い距離感で関わり合いながら暮らせるのがいいなと思いました。

奥様 家づくりにあたって重視したのは、動線が良いことです。帰宅して靴を脱ぐ→カバンを置く→コートを掛ける→手を洗う→宿題をする、テレビを観る、といった家族一人ひとりの行動や、洗濯して干して畳んでしまうという家事の流れがスムーズな間取りを希望しました。

ご主人 僕の要望は、体にやさしい自然素材を使うことと、家全体が同じ温度であることです。寒かったり暑かったりというのは避けたいと思っていましたね。これから歳を重ねていくとヒートショックが心配ですし。
木の家を希望していたので、それを得意とするハウスメーカーのショールームをいくつか見に行きました。阿部建設を知ったきっかけは雑誌でしたね。掲載記事を見て、モデルハウスや見学会に出かけました。見学会で訪ねたどの家もすてきでしたし、「手しごとの家」は木がふんだんに使ってあり、無垢の床もいいなと感じましたね。

奥様 いかにもモデルハウスという感じではなく、自分が住むイメージがわき、安らいだ雰囲気も良かったです。

ご主人 最終的な決め手は、阿部建設には百年以上の歴史があり、地元に根付いていることです。昔からある会社でありながら、ホームページやインスタグラムがきれいにつくられていて時流に乗っている印象を受けました。さらに、アフターフォローがしっかりしていることも大きかったです。建てておしまいではなく、将来もし修繕やリフォームを考えた場合も相談できると安心ですよね。

家族が顔を合わせられる間取り。道路からの視線を遮る工夫も

奥様 家づくりの過程では、担当の佐藤さんがいろいろ提案してくれたのが心強かったですね。土地が決まっていない段階でも、それぞれの候補地についての間取りプランを作成し、「こういうこともできますよ」と説明してくれました。

ご主人 最初に提案された間取りが印象に残っています。それまでに話したことが図面で表現されていて、すごいな、と感じました。打ち合わせの時に、子どもたちが成長しても家族が顔を合わせられるように、帰宅したらリビングを通って自分の部屋に行く動線を希望として伝えたら、リビングを中心としたレイアウトに落とし込まれていたんです。要望通りだし、暮らしやすそうだと思いました。

奥様 印象的な提案にはヌックがありますね。こもることもできるし多目的に使えるから、なんてステキなんだろう!と思いました。間取りを決める途中で、やっぱりやめようかという話も出たのですが、私としてはどうしてもほしくて…。場所はいろいろ考えて、最終的にはダイニングに隣接するスペースに設けることにしました。実はクローゼットにする予定だったので、収納スペースは減ったものの、今ではヌックが一番のお気に入りになっています。
もう一つ、天井をライトアップする間接照明も勧めてくれました。照明は、どんな光がどう照らされるのかがなかなか想像しづらいもの。それだけにプロのアドバイスは助かりますね。間接照明で空間が照らされると、明るすぎず暗すぎず、奥行きや柔らかさも感じて心が落ち着きます。すごくいいなあとしみじみ思いながら眺めていますね。

奥様 課題だったのは、道路からの視線をどう遮るかでした。カーテンを開けて生活したいのですが、南側と東側に道路があり、外からリビングなどの室内が見えることが気がかりだったのです。そこで提案してくれたのが、リビングの東側にある玄関ポーチの壁を延ばすこと。壁の玄関側には焼杉を施すことで、外観のアクセントにもなります。南面には、庭にほどよい高さのフェンスを設けることにしました。室内から屋外への眺めを隠しすぎず、プライバシーは守れる高さです。窓の位置や大きさも含めて、家の中と外の関わりは大切なポイントだと実感しましたね。

「建てて良かった」と日々実感する住まい

ご主人 だから庭は、壁とフェンスが程良く視線を遮り、プライバシーを保てる空間になっています。この庭にあるタイルデッキと、そこにつながるリビングが、特に気に入っている場所ですね。タイルデッキは広めにつくったのでゆったりとくつろげ、何もしない時間を楽しめます。一方で、休日は庭の草取りをしたり洗車をしたりと屋外仕事が増えましたね(笑)。

奥様 私はやはりヌックが気に入っています。子どもの絵、大きなぬいぐるみ、テレビ、本など家族が自分の好きなものを置いて、思い思いに過ごせる場所です。カップホルダーも設けてもらったので、お茶を飲みながら本を読んだり、家事の合間にちょっと休憩したり。子どもはヌックに座って一日の出来事を、キッチンにいる私と話すこともあって本当に幅広い楽しみ方ができますね。
ほかに、スタディースペースも活用しています。ここでは子どもが宿題をして、その横で私が教えていますが、今後は子どもが二人並んで勉強するようになるでしょう。机に向かえる場所はこのスタディースペースだけでなく、自分の部屋も、キッチン横のカウンターもあります。その日の気分によって好きなところを選べることを大切にしました。

ご主人 妻は帰宅すると毎日「家を建てて良かったな」と言っているんです。そんな家ができて僕も良かったと思いますね。今後は家族で夏にはBBQ、冬には焚き火など、家での楽しみ方をより広げていきたいです。

奥様 これからは子どもたちと一緒に料理やお菓子をつくったり、庭に木などの植物を植えたりしたいですね。子どもの成長とともに木が育つ姿を、親子で見守っていきたいと考えています。