「余白を愉しむ家」オーナー様宅見学会を開催しました2022.12.22

先月、愛知県一宮市にて見学会が開催されました。今回は、お引き渡しから3年経ったオーナー様のお住まいです。実際に住んでいる物件が見られるということで、多くのお客様にご来場いただきました。気になるお引き渡し後の変化など、見学会の様子とあわせてご紹介していきます。
 

 
まずは外まわりから。正面から見た外観は、新築時とほぼ変わっていません。軒をしっかりと出したデザインにすることで、雨だれ等で外壁が汚れるのを防いでいます。ジョリパッドなど外壁のメンテナンスについてよくご質問を頂きますが、実際に自分の目で見て確認できるのがオーナー様宅見学会の良さです。
 

 

軒裏は雨や日光が当たらないのでほとんど変化はありませんが、柱などの部分はだんだんと色あせていきます。
手前の板塀はお施主さま自身で塗り替えられたとのことで、とても良い色合いになっていました。定期的にメンテナンスをすることで、外部に使用した木も長続きします。
 
●木部のメンテナンスについてはこちらのブログでご紹介しています。
定期点検でよく訊かれる“無垢材”のメンテナンスについて
 

 
こちらのお住まいで特に注目なのが、この駐輪場を兼ねた玄関まわりです。外からの視線や雨に配慮しつつ、木のデザインを活かしたつくりでインスタでも人気です。
 

 
玄関扉を開けると、ニッチに飾られた絵がお出迎え。この絵は幼稚園に通うお子さんが描かれたそうです。白い漆喰の壁も相まって、まるで美術館のような雰囲気に仕上がっていました。絵は定期的に入れ替えているそうで、また次回お邪魔させていただくのが楽しみです。
 

 
こちらはオークの床材を採用しています。新築時に比べ、より深い色合いになっていました。生活していくにつれて木の表情が変わっていくことも、自然素材を使う大きなメリットです。
 

 
現在はお子さんの遊び場になっているダウンフロア。ベンチ下の収納スペースにはおもちゃがたくさん詰め込まれています。一段下がっていることで、おもちゃでリビングが散らかることがなくなるそう。子供専用の秘密基地のようで、とても楽しそうな空間になっていました。
 

 

こちらは、当初フリースペースとして設計された空間。現在は、アップライトピアノが置かれた音楽室になっていました。お子さんが小学校に上がると、今度は勉強スペースにもなるそうです。フリースペースを設けることで、お子さんの成長に合わせて必要な空間をつくることができます。
 

 
ぱっと見生活感が無いように見えるLDK空間ですが、その秘密はパントリーにあります。キッチン家電以外にもたくさんのものが収納ができるよう、3畳の大きさのパントリーを設計しました。
 

パントリーを大きくした分、LDKは狭くなりますが、常にすっきりとした状態を保ちやすくなります。収納量、動線などそれぞれの生活スタイルに合わせた収納計画をご提案しています。
 

 
見学会当日は奥さまにもご協力いただき、実際の住み心地や暮らしの様子などをお話しいただきました。今までとは一味違う、住まい手さんの生の声が聴ける大変貴重な機会となりました。
 

 
当日のお昼からは、インスタライブも行いました。最近始めた試みですが、たくさんの方に見ていただいています。

 
阿部建設のインスタグラムのプロフィールから、アーカイブが配信されているので是非ご覧ください。
 

阿部建設では完成見学会に加え、不定期ではありますがオーナー様宅見学会も開催しています。実際に住んでいる様子が見られる良い機会ですので、ぜひご来場ください。
 
 

設計 三宅

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