先日、大阪にお住まいのお客さまから資料請求がありました。
県外(施工エリア外)のお客さまからお問い合わせをいただくことは珍しくなく(バリアフリー関連でご興味を持ってくださる方なども多くいらっしゃいます)、資料を送付させていただきました。
お客さまが阿部建設を見つけてくださったきっかけはCLT協会のホームページでした。一般のお客さまには珍しいですが、田舎の土地にこじんまりとした宿泊施設を計画中とのことでお問い合わせをいただきました。まだまだ普及途中のCLTに注目されていることに驚きました。「森林保護、温暖化防止などにも繋がる自然と共に心地よい空間」を考えていらっしゃるとのこと。CLTを活用するにはぴったりの、とても素敵な計画だなと思いました。
送付後、お客さまからわざわざお礼のメールをいただきました。さっそく資料をご覧になっていただいたようで、特に同封した『木の家と太陽と車いす』については、
「自然環境への配慮、木への愛情、住み手への愛情、作り手の皆様の情熱がひしひしと伝わって来て感動いたしました。」という、思わず恐縮してしまうような有難いお言葉をいただきました。また、「当事者の方、医療関係者の方々にも是非読んでいただけたら・・・」という思いからこの本を近くの病院に寄贈してくださるとのことでした。想いが伝わり、共感してくださり、派生していく。とても嬉しいできごとでした。
建築会社、設計事務所、工務店など、数え切れない企業の中で、阿部建設に興味を持ち、資料請求をしてくださったりモデルハウスにご来場いただくことは、決して当たり前のことではなく、大切にしなければいけない出会い・ご縁なんだなと改めて感じました。これからも一つひとつの出会いを大切に、家づくりに携わっていけたらと思っています。
余談ですが、お客さまはこちらのブログ「モデルハウスで人気のインテリア」もチェックしてくださったようで、なんと半世紀前にお父様が購入されたマル二木工さんのダイニングテーブルと椅子を引き継ぎ、今は三代目として息子様が大切に使われているそうです。
確かな品質と飽きのこないデザインは、こうやって世代を超えて引き継がれていくんですね。素敵なエピソードでした。
広報 落合