こんにちは。建築事業部の今枝です。
おや、名刺に光が刺していい感じですね。
そう、一級建築士に合格しました。
11月に投稿したスタッフブログ【タイムリーな話】で少し触れましたが、年末に一級建築士試験の合格発表がありました。ということで、とりあえず手元の名刺の「二級」の「二」の字を修正ペンでちょこちょこっとやって「一級」に書き換え、夕日が差し込む事務所に置いたところです。
う~む。(…)
年末、自宅に合格通知書が届きました。
発表当日にネット上で合否を確認したのですが、実際に合格通知が手元に届くまではなんとなく落ち着きませんでした。そんな時にこれまでの不合格通知がご丁寧に保管してあったのを見つけたので見てみました。
まずは、令和3年。
続いて、令和4年。
見事に不合格ですね。味気ない通知です。
では今年の通知を見てみましょう。
おお!
華やかさがありますね!文字もいっぱい書いてあります!
(実際には私の顔写真が貼られているのですが、なんとなく恥ずかしいのでイラストにしてみました)
やはり実際に合格通知が届くと嬉しいものですね。
せっかく合格したので普段お世話になっている方々に報告をしました。
祝福の言葉と共に、とある方から「これからは自分の得意分野を磨いてください。」とアドバイスを頂きました。
意匠、構造、設備…など、一口に建築士といっても皆それぞれ得意分野があります。
資格はあくまで「建築に関わるものとして最低限の知識はありますよ。」という程度の物です。
自分はどんなことに興味があるのか。
ここ数年を振り返ってみると、仕事と試験勉強に時間のほとんどを使ってきたように思います。仕事はもちろんのこと、自分の興味のあること、得意分野は何なのか、改めて考えてみました。
写真は大阪のMs建築設計事務所の三澤康彦さんの言葉です。
三澤さんは5年ほど前に亡くなられており、今は奥様であり共同設立者である三澤文子さんが事務所を運営されています。
以前大阪の事務所にお邪魔し、三澤文子さんにいろいろとお話を伺ったことがあります。そのお仕事ぶりはスタッフの方も含めまさに「現代の棟梁たれ」といった感じで、深く感銘を受けたことを覚えています。
他にも千葉の阿保昭則さんや名古屋の宇野友明さんなど、それぞれアプローチは違うものの、設計と施工を高い次元で成立されている方々がいます。いずれも木造住宅を得意とされている方たちで、自分の目標のひとつだと感じます。
これからの自分を思い描きつつ…ちょっとした決意表明(?)のお話でした。
設計 今枝