一邸に込めた工夫を、次の家づくりへ2026.03.25

今回は、阿部建設が長年行ってきた大切な取り組みのひとつ、「社内検討会」のお話です。
 
工事がひと通り完了し、いよいよお引き渡しへ。
一般的に工事完了後には社内検査を行い、傷や汚れなどを確認したうえでお引き渡しとなります。
阿部建設ではそれに加え、プランや納まり、仕上がりなどを設計の視点から議論し共有する「社内検討会」を実施しています。
 

 
つい先日、その社内検討会に参加してきました。
今回訪れたのは、木のぬくもりを感じる心地よいお住まいです。
参加するのは主に設計スタッフ。物件の担当者が設計趣旨や工事中の様子などを説明しながら、全員で建物の中と外をぐるりと見て回ります。
 

 
普段、図面作成を中心に行う設計スタッフは、現場に足を運ぶ機会はそう多くはありません。
細かな納まり、仕上げ、空間の印象など、図面だけではわからなかった点をその場で担当者に確認し、意見交換できるとても貴重な機会です。
 

 
実際の建物を見ながら話をすると、理解はより一層深まります。
他のスタッフからも施工方法や納め方など、次々と質問や意見が挙がります。

 

若手スタッフにとっては、先輩達のやり取りを聞いているだけでも勉強になります。

 


これまで多くの社内検討会に参加してきましたが、毎回新たな発見とともに心が動かされます。
「今回はどんな家だろう」「どんな空間だろう」「どんな暮らしだろう」
そんな期待は、フルオーダーだからこそ生まれるもの。だからこそ、この社内検討会は私たちにとって大きな意味を持っています。


阿部建設は、お引き渡しまで一人の担当が伴走する「担当一貫性」で家づくりを行なっていますが、その基盤をチームや会社全体で支えています。
そのひとつが、この社内検討会という場です。

設計、技術、現場など、それぞれの立場で感じた視点を実際の建物を見ながら共有することで、互いにブラッシュアップされ、スタッフのスキル向上にもつながっています。
阿部建設の技術力や施工品質は、一邸一邸ていねいにつくり上げた住まいと、設計や技術における試行錯誤の積み重ね、その継承によって支えられているのだと改めて感じました。

 

設計 前田

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